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屋台街ののぼり

のぼりと言えば、お店に使われたり、屋台に使われたり、私たちの生活において見たことがない人は一人もいないのではないのでしょうか。そんなのぼりをよく見かける場所に関して忘れられない思い出が1つあります。

社会人になった間もない頃の話です。当時の私は仕事になじめず、業務での失敗を繰り返していました。毎日毎日、その繰り返しで辛い時代でした。朝早くから会社に出かけて、与えられたノルマを一生懸命にやっつけ、お昼休みもコンビニのパンとコーヒーで片付け、夜遅くまで残業をしていました。毎日がそんな事の連続で、本当に辛かったです。ある時、夜遅くまで残業をしたあと、ふと地下鉄の駅の近くの屋台街にのぼりを見つけました。そののぼりが凄くカッコ良くて、ついつい釣られて、その屋台に入り、お酒をぐいと飲みました。それからは、少ないお小遣いをコツコツと貯めてその屋台に通いました。

私がのぼりをよく見かける場所は、地下鉄の駅の近く、屋台街です。何回かその屋台に通っていた時、会社の上司に見つかり、注意されました。仕事もまともに出来ないのに、何で飲んで居るんだと、びっくりするくらい怒られました。よく聞いてみると、その上司もよくこの屋台街によく来ているようで、勿論仕事を片づけた後の息抜きに通っているようでした。私は仕事を残したままだったので、怒られるのは仕方が無かったのですが、あまりのショックのため、その屋台ののぼりを見つめ、いつか出直してくると告げました。

社会人の一年目にはそれ以来、その屋台には通わなかったですけど、2年目以降は仕事の段取りもなんとなく身につき、時間の余裕もできたので、よくその屋台に通い続けました。おでんが美味しいこと、この上がないと思いました。そして、おでんなどの肴と一緒に飲む熱燗の染み渡るよう美味しさも忘れられません。そのような社会人に成り立ての頃の思いでの中で、のぼりをよく見かける場所として、最も印象に残っているのが、地下鉄の駅の近くの屋台街です。少し時代が経ったのか汚れているところも味になっていて、素晴らしいと思いました。今はその当時からかなり経ちましたが、その屋台には、今でも通っていて、いつものぼりが出迎えてくれます。


宣伝目的ではないのぼり

のぼりは割とよく見かけませんか。別にフリーマーケットやお祭りだけのものではありませんし。普通にスーパーの売り出しなんかの時にも見かけますよね。普段は全然気にすることはありませんが、注意して見てみると面白いと思います。どういうところにどういうのぼりがあるのだろうか?チェックしてみると意外な事実が分かったりするかもしれませんよ。

やはり人の多いところでは、よく見かけますよね。人通りのないところにはのぼりはあまりないと思いますし。ちゃんと見ている人がいないと宣伝にもなりませんからね。だから、のぼりがある場所というのは人が多く集まる場所だと思います。

たまに道路わきだったり、お寺や神社にあることもありますが。神社なんかだとお祭りの時にはよく見かけますが、そうじゃない時にもありますよね。ひっそりとあることもありますし。以前、京都に行った時にもお寺にのぼりが上がっているのをよく見かけました。お寺が多い街ですから、分かりやすくなっているのだと思います。

そういった、目印としてののぼりもまた違う意味を持っていますよね。けして宣伝目的ではないということ。利用者、参拝者にとって分かりやすい目印としてありますよね。場所が変われば用途も色々変わってくるものだと思います。


繁華街ののぼり

のぼりは効果的な宣伝手段なのだろうか。のぼりをよく見かける場所といえば、幹線道路沿いなのではないかと思う。人通りの多い繁華街にもあるだろうが、歩きづらくなるし、風の強い日はうっとおしい。電車から見える場所にはのぼりよりも看板のほうが効果的だろう。とすると、車から見えるのが一番いいのかもしれない。

そうして考えてみると、確かに車で移動しているとのぼりをよく見かける。私のイメージとしてはパチンコ屋さんにはのぼりが多い気がする。駐車場が広く、のぼりを立てるスペースが多いせいかもしれない。近所のパチンコ屋さんののぼりは頻繁に変わるので、旦那さんとよく話題になる。先週末見たときはすいかととうもろこしの図案になっていて「夏を感じるねー」と話し合った。のぼりも単なる宣伝だけでなく、風景の一部としてみているようだ。

最近はいろいろなお店が凝った図案ののぼりを立てているので、車の助手席に座り、ぼーっと外を眺めていることの多い私のような人間にとってはなかなかに楽しい。のぼりが変わったとか、あそこは多すぎるんじゃないかとか、キャンペーン中だって、とか、車内の話題にことかかない。

のぼりのことなんか全然気に留めていないと思っていたけど、改めて考えてみると印象に残るのぼりがあれば、おっと思うし、初めての場所でお店を選ぶのに案外参考にしているのだなと感じた。それより何より、退屈な移動の際、初めての場所に行き、まちなみを眺める際、風景の一部として楽しんでいることに気づいた。


のぼり

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